圧倒的なパフォーマン性能によってランナー、ハイカーの支持を得続けているSalomonシューズ。
その機能性はアウトドアシーンに留まらず、ビジネスというプロフェッショナルな現場においても有効性を発揮している。
プロフェッショナルシーンにおけるSalomonシューズの魅力とは?
『新しいことを、新しいホテルとしてやっていく』
新しいことを、
新しいホテルとしてやっていく
圧倒的なパフォーマン性能によって
ランナー、ハイカーの支持を得続けているSalomonシューズ。
その機能性はアウトドアシーンに留まらず、ビジネスというプロフェッショナルな現場においても有効性を発揮している。
プロフェッショナルシーンにおけるSalomonシューズの魅力とは?
管理部門の矢倉さん(写真左)レストラン部門の水谷さん(写真中)客室部門の分銅さん(写真右)
2024年1月16日、東急ホテルズの新たなブランドとなる『SAPPORO STREAMHOTEL』がグランドオープンを迎えた。
地下鉄南北線『すすきの駅』直結の好立地にあり、『魅力ある地域をつくる、支える。』というブランドミッションを持った同ホテルは、ユニフォームにこだわり、 ノーネクタイのカジュアルなジャケットを着用。 カジュアルさにスポーティなイメージをプラスしたいというアイデアから、スタッフ全員が革靴ではなくSalomonシューズを履いて勤務している (調理場以外)。
業界初!? シューズは会社が支給!
異なる立場から「PRO SERVICE」を体現するSalomon Productsについて語ってくれたのは、管理部門の矢倉さん(上写真左)、レストラン部門の水谷さん(上写真中)、そして、客室部門の分銅さん(上写真右)の3名。
話はまず、前職でのシューズ事情から始まった。
「同じグループ内の札幌エクセルホテル東急で客室担当として働いていました。足元は黒のパンプスでした。仕事柄、とにかくよく動くので"動きやすいもの"がシューズ選びのポイントで、あとはリーズナブルなものという点も大事でした」(分銅さん)
「僕のキャリアは接客畑でして、以前はフレンチレストランのホール係など飲食店サービスの業界にいました。シューズは革靴だったり、黒のスニーカーだったりでしたね。シューズ選びのポイントは立ち仕事ですから"足が疲れないもの"これ一択です」(水谷さん)
「私の場合、このホテルに来るまでは本社勤務でしたから、いわゆる革靴です。
『SAPPORO STREAM HOTEL』で求められるシューズを考えた時、歩きやすさ、疲れにくさ、耐久性といった機能面はもちろん、スタイリッシュなデザイン性も大事でした。会社がスタッフ全員にシューズを支給していますので、価格面も(笑)」(矢倉さん)
「正直、パンプスが苦手だったので、このホテルがSalomonさんのシューズだと聞いて嬉しかったですし、自己負担じゃないというのはありがたかったです」(分銅さん)
「シューズが支給されるって驚きでした。自分で買うのが普通でしたから。でも実は、Salomonさんのことあまりよく知っていなくて、どうせすぐに壊れて結局自分で買うんだろうなって思っていたんです(笑)」(水谷さん)
「スタッフがどんな反応を示すか、不安はあったんですよね。半年に1足は履き潰すなんてザラなくらい、この仕事にとって足元は重要で、だからこそ、会社主導で何かできないかって考えていました」(矢倉さん)
もう、パンプスは履きたくない!
『SAPPORO STREAM HOTEL』に提供しているのは「SENSE RIDE 5 SR」。
軽くしなやかで耐久性に優れた 3D Mesh アッパーは快適なホールド感を与え、ミッドソールはクッション性と反応性のバランスが良く、そしてアウトソールは商品名にも付くSR(Slip Resistance スリップ レジスタンス)機能によってプロフェッショナルな現場での防滑性能を高めている。
この1足でトレイルを疾走できるほどのアウトドアシューズの機能は、ホテル業務にどんな効果をもたらしているのだろうか?
「僕は足のサイズが28cmあって、支給されるシューズが自分の足に合うのか?って不安はあったんですけど、最初に見た時、格好いいなと思いました。履いてみると、フィット感が良かったです。ソールがしっかりしていて、これは疲れないなっと頼もしく思ったことを覚えています。実際に仕事していて感じることがあって、このホテルは横長で、運動量が前職に比べて格段に増えたんですけど、クッション性もあって本当に疲れない。次につながるもう一歩がよりスムーズに踏み出せることを実感しています」(水谷さん)
「最初に履いた時、シンプルに歩きやすかったです。すっぽりハマる安定感と言いますか、しっかりしていて守られている感がありましたね。長時間の立ち仕事ですから、パンプス時代に比べると圧倒的に疲労を感じることが少なくなって、靴紐を結ぶ一手間がないQuicklaceも本当に楽でいいですね。もし紐だったらって考えると足元に対するストレスがありますけど、それがなくなったのは大きいです」(分銅さん)
「厨房に入ることはあまりないですが、Salomonさんのシューズは滑りにくい構造だという実感は確かにあって、半年で必ず履き潰す僕が、半年以上履いていることからも安全で安心できる機能性に満足しています」(水谷さん)
「立ち仕事で動き回った夜勤明けとか、足が浮腫んでしまうのって辛いじゃないですか。そういう肉体的なストレスがなくなっただけじゃなく、ヒールがないってだけで、足元に意識がいかないこともすごく楽です。もう、パンプスは履きたくないです(笑)」(分銅さん)
なぜ、Salomonを選んだのか?
会社が色を指定することはあっても、自分で購入するのが常とされる中で、なぜ『SAPPORO STREAM HOTEL』では会社がシューズを支給するようになったのか?
推進役を担った矢倉さんが、その導入経緯を話してくれた。
「本社にいた時、お客様の前に立つホテル勤務をしたいなと思い始めていて、この新規開業の話を聞いて配属された経緯があります。その時に『新しいことを、新しいホテルとしてやっていく』というコンセプトと言いますか、スローガンのような言葉を聞いて、いいな!と思ったのがきっかけです」
『ホテルマンたるもの常に靴は磨くように』。この伝統的な考えを指導されてきた矢倉さんは、初対面の人でも靴をチェックするほど、足元への意識は高い。
「私は、開業する前の準備室時代から手がけていたのですが、ノーネクタイであったり、ジャケットやユニフォームにこだわったりする中で、新しいことを推進していく上で足元も欠かせないと思っていました。そんな時にマーケティング支配人からSalomonさんのお話を聞いて、『めっちゃいいじゃないですか!』と即答したんですね。管理の立場として、社員の安全管理を考える時、動きやすいシューズは大きなメリットになります。機能性の面からもシューズはブランディングとして重要なアイテムでした」
カジュアルさの中に、チームとしての統一感も意識したという矢倉さん。
『新しいことを、新しいホテルとしてやっていく』には、Salomon Productsは必然だったと語る。
シューズは武士の刀なんです
ホテルというと、男性ならスーツをビシッと着て、頭はシチサンで、光沢のある黒の革靴。そんなステレオタイプな印象を変えようとする『SAPPORO STREAM HOTEL』の挑戦は、スタッフ以外にも新しい印象を与えている。
「同社の他のホテルに勤める者や、同業他社の方に話をしたことがありまして、ホテルに対する固定概念があるからなのか、まずは驚かれました。会社支給という点、Salomonという世界的なメーカーであるという点を特に、驚きと同時に羨ましいという反応が多かったです」(矢倉さん)
「私は家族に話をしたことがあって、『さすが新しいホテルだね!』って言われました。前職場の同僚からは『いいなぁ!私もそっちに異動届けを出そうかな(笑)』って言われたこともあります。もちろん、自分たち目線ばかりじゃなく、お客様からどう思われているのか気にしていて、これまで好印象を持たれていることが一番嬉しいですね」(分銅さん)
お二人と違う観点で話をしてくれたのは水谷さんだ。そこには転職組ならではの視点があった。
「僕も例に漏れず、ホテルの仕事ってステレオタイプな印象を持っていました。接客を極めていきたいと思う僕のキャリア形成を考えた時、従来のホテルシーンは違うなぁと思っていたので、選択肢にありませんでした。でも、『SAPPORO STREAM HOTEL』のことを知って、ここなら新しいことに挑戦できるかも!って応募したんです。僕のようにホテル業界に興味あるけど、古いイメージのままって人はいっぱいいると思うんですね。なので、人材という意味でも、このホテルのブランディングに大きく役立つと思っています」
そして、水谷さんにとって転職の決め手になったのがシューズだったという。
「お世辞でもなんでもなくて、飲食の接客業にとってどのアイテムが重要かと言われたら靴だと思っているんです。お客様は椅子に座っていますから、目線は腰から下に向かいやすい。だから、すごく気を遣うアイテムでした。自費で購入していた時は消耗品ですから高価なものは買えなかったですが、靴選びには結構な時間を割いていたほどで、僕にとってシューズは、武士の刀なんです」
スポーツシーンにとどまらないSalomon Productsは、『新しいことを、新しいホテルとしてやっていく』と掲げた北の大地の新しい試みの足元をこれからも支えていく。
撮影・制作 : UNKNOWN FILMMAKER
Photo : みついしんたろう
Video : 山脇竜馬
Text : 山田洋