ストーリー&ガイド

トレッキングポールを使ってトレイルを走る

トレッキングポールを使ってトレイルを走る

急な登り、または下りで効率的に前へ進むテクニックの一つは両脚だけでなく両腕も使うことです。例えば簡単にできるのは、急登では左右の手をそれぞれ太ももに置き、手で太ももを押しながら登りの一歩を踏み出す、というものです。トレッキングポールも登りで筋力を効率よく使うための道具です。今日ではカーボンファイバーをはじめとする軽量で丈夫な素材を用いることでポールそのものが年々軽量化されています。こうしたポールは二つまたは三つのパーツに折りたたむことができるので、使わない時でも携行しやすくなっています。一度ポールの威力を知ったら、きっとポールなしでは登りたくなくなるかもしれません。 どんな時にトレッキングポールを使うとよいか 急な登りを駆け上がる場合に、または歩いて登る場合であっても、トレッキングポールを使うことで体力をセーブできます。 起伏が続くトレイルを走る場合にも、ポールを使うことで両腕の力が加わり、使わない場合よりも速く効率的に走ることができます。 ポールは下りでも役に立ちます。岩や植物のような障害物を避けるほか、走って下る時に身体のバランスを取ったりペースを落としたりすることができます。 岩が多いトレイルではポールの先端を岩の隙間に引っかけないように気を付けましょう。引っかかって力が加わるとポールは真っ二つに折れてしまいます。特にカーボンファイバー製のポールは比較的折れやすいので注意が必要です。 実際のポールの使い方 ストラップを使う ポールを効果的に使うためには、ストラップを正しく使いましょう。ストラップに対して下から上に手首を通してからグリップを握ります。こうすることで、ストラップを通じてよりしっかりと地面を突くことができると同時に、手はグリップを強く握らずにリラックスした状態にしておけます。 足と腕の動きを同期させる 両足で走ったり歩いたりする動きと両腕でポールを突く動きをうまく合わせることでポールを使って効率よく前に進むことができます。 まずは次のような練習をしてみましょう。 ポールは使わず、両腕を下ろした状態で普通に歩きます。 次に両腕を自然に振りながら歩きます。 両腕の自然な振り方をキープしたまま、ポールを使います。 すると脚を振り下ろす動作と同時に左右反対側の手と腕を振り上げているはずです。この状態が脚と腕の動きが同期した状態です。 ポールを使って走る時の3つのテクニック トレイルランニングで走りながらポールを使うには3つの異なる使い方があります。どんな地面を走っているか、とどんなペースで走っているか、により使い方が決まります。 足とは左右反対側を交互に突く 上記で練習したように、左右のポールの動きは足の一歩の動きと同期します。このため、ポールは足を踏み出すと同時に足とは左右反対側の腕で持ったポールを突くことになります。この時、ポールは足と並ぶ位置に突くようにします。さらに突く際の角度を後ろ向きにすることで、突くと同時に前への推進力を得ることができます。 このテクニックは登りが続いているところを早歩きで進む時に役に立ちます。 左右を同時に突く 急な傾斜を登る場合には左右のポールを同時に突くことで、最大限の力で前に踏み出すことができます。まず両腕を同時に振り上げ、両方のポールを身体の前に突きます。身体を前方に倒しながらポールを地面に押す力の反動で三歩進みます。この動作を繰り返します。 オフセット突きで登りを走る 走る場合に、一歩ごとに交互に左右のポールを突くのは動作が煩雑すぎます。代わって緩い登りで有効なのが左右を同時に突く動作を応用したオフセット突きです。登りを走りながら三歩ごとに左右のポールを同時に突いて前方への推進力を得ます。上記二つのテクニックを組み合わせたテクニックだといえます。 これは長時間の耐久レースに適したテクニックであり、ウルトラトレイルのレースに取り入れれば走れるパートでもポールの力を借りることができます。 下りでもポールは使える ダウンヒルを駆け下りるのにもポールは便利に活用できます。足を止めることなく、岩のような障害物を避けることができるほか、加速していくスピードにブレーキをかけることができるため太ももの筋肉への負荷を和らげます。このほかにもポールを使って身体のバランスを取ることで、転んで地面に手を突くことも防げます。 ポールの持ち運び方 トレイルランニングの途中で使っていないポールを持ち運ぶ方法はいくつかあります。短い区間であれば手でポールを掴んだまま走ることもできます。しばらくの間使わないという場合はバックパックやベルトに固定しておけば快適なほか、両手をを空けることができるので便利です。...

トレッキングポールを使ってトレイルを走る

急な登り、または下りで効率的に前へ進むテクニックの一つは両脚だけでなく両腕も使うことです。例えば簡単にできるのは、急登では左右の手をそれぞれ太ももに置き、手で太ももを押しながら登りの一歩を踏み出す、というものです。トレッキングポールも登りで筋力を効率よく使うための道具です。今日ではカーボンファイバーをはじめとする軽量で丈夫な素材を用いることでポールそのものが年々軽量化されています。こうしたポールは二つまたは三つのパーツに折りたたむことができるので、使わない時でも携行しやすくなっています。一度ポールの威力を知ったら、きっとポールなしでは登りたくなくなるかもしれません。 どんな時にトレッキングポールを使うとよいか 急な登りを駆け上がる場合に、または歩いて登る場合であっても、トレッキングポールを使うことで体力をセーブできます。 起伏が続くトレイルを走る場合にも、ポールを使うことで両腕の力が加わり、使わない場合よりも速く効率的に走ることができます。 ポールは下りでも役に立ちます。岩や植物のような障害物を避けるほか、走って下る時に身体のバランスを取ったりペースを落としたりすることができます。 岩が多いトレイルではポールの先端を岩の隙間に引っかけないように気を付けましょう。引っかかって力が加わるとポールは真っ二つに折れてしまいます。特にカーボンファイバー製のポールは比較的折れやすいので注意が必要です。 実際のポールの使い方 ストラップを使う ポールを効果的に使うためには、ストラップを正しく使いましょう。ストラップに対して下から上に手首を通してからグリップを握ります。こうすることで、ストラップを通じてよりしっかりと地面を突くことができると同時に、手はグリップを強く握らずにリラックスした状態にしておけます。 足と腕の動きを同期させる 両足で走ったり歩いたりする動きと両腕でポールを突く動きをうまく合わせることでポールを使って効率よく前に進むことができます。 まずは次のような練習をしてみましょう。 ポールは使わず、両腕を下ろした状態で普通に歩きます。 次に両腕を自然に振りながら歩きます。 両腕の自然な振り方をキープしたまま、ポールを使います。 すると脚を振り下ろす動作と同時に左右反対側の手と腕を振り上げているはずです。この状態が脚と腕の動きが同期した状態です。 ポールを使って走る時の3つのテクニック トレイルランニングで走りながらポールを使うには3つの異なる使い方があります。どんな地面を走っているか、とどんなペースで走っているか、により使い方が決まります。 足とは左右反対側を交互に突く 上記で練習したように、左右のポールの動きは足の一歩の動きと同期します。このため、ポールは足を踏み出すと同時に足とは左右反対側の腕で持ったポールを突くことになります。この時、ポールは足と並ぶ位置に突くようにします。さらに突く際の角度を後ろ向きにすることで、突くと同時に前への推進力を得ることができます。 このテクニックは登りが続いているところを早歩きで進む時に役に立ちます。 左右を同時に突く 急な傾斜を登る場合には左右のポールを同時に突くことで、最大限の力で前に踏み出すことができます。まず両腕を同時に振り上げ、両方のポールを身体の前に突きます。身体を前方に倒しながらポールを地面に押す力の反動で三歩進みます。この動作を繰り返します。 オフセット突きで登りを走る 走る場合に、一歩ごとに交互に左右のポールを突くのは動作が煩雑すぎます。代わって緩い登りで有効なのが左右を同時に突く動作を応用したオフセット突きです。登りを走りながら三歩ごとに左右のポールを同時に突いて前方への推進力を得ます。上記二つのテクニックを組み合わせたテクニックだといえます。 これは長時間の耐久レースに適したテクニックであり、ウルトラトレイルのレースに取り入れれば走れるパートでもポールの力を借りることができます。 下りでもポールは使える ダウンヒルを駆け下りるのにもポールは便利に活用できます。足を止めることなく、岩のような障害物を避けることができるほか、加速していくスピードにブレーキをかけることができるため太ももの筋肉への負荷を和らげます。このほかにもポールを使って身体のバランスを取ることで、転んで地面に手を突くことも防げます。 ポールの持ち運び方 トレイルランニングの途中で使っていないポールを持ち運ぶ方法はいくつかあります。短い区間であれば手でポールを掴んだまま走ることもできます。しばらくの間使わないという場合はバックパックやベルトに固定しておけば快適なほか、両手をを空けることができるので便利です。...

ランニング用バックパックの選び方

ランニング用バックパックの選び方

トレイルランニングをするなら必ず持っておきたいのがバックパック、またはハイドレーションパックです。ロードでのランニングやマラソンでは使ったことがないでしょう。なぜトレイルランニングではバックパックが必要なのでしょうか?シューズ選びのアドバイスに続いて、ランニングのためのバックパックについてお話しします。 ロードランニング 陸上競技場のトラックを走るのなら、バッグはトラックのそばに置いておけばいいですよね。持って走る必要はありません。 街の中を短時間(1時間以内)走る場合にも、バックパックはいらないでしょう。腰につけるランニング用ベルトがあれば、長時間走る場合や暑さの中を走る場合に少量の水や補給食を持ち運べて便利です。 慣れてくると「アーバン・トレイルランナー」として街を走ることが楽しめるようになります。2〜5リットルの容量のベスト・パックがあれば、いつでも水分を補給することができて安心です。 トレイルランニングでは自分の安全は自分で守ろう トレイルランニングでは、ロードランニング以上に自分の安全は自分で守る必要があります。ただ水分補給を欠かさず脱水を避けるというだけではありません。走るトレイルの状況や周囲の様子に合わせて必要なものを身につけておかなくてはなりません。一部のトレイルランニングレースでは、選手が自身の安全を守ることを目的に必携装備品のリストを設けています。 メンズランニングバックパックを見る ウィメンズランニングバックパックを見る ハイドレーション用ベストパックがいいか、マルチ・アクティビティ向けバックパックがいいか トレイルランニングではベストを着るように身につけるベストパックと、背中に背負うバックパックの二つが主に使われます。 ハイドレーション用ベストパックはランニングのために作られています。荷物は背中の高い位置にぴったりとフィットして、走っても揺れにくくなっています。ベストパックを選ぶなら、自分の体型に完璧にフィットしたものを選びましょう。最適なサイズを選ぶことと体型にあった形状を選ぶことが大事です。 メンズランニングバックパックを見る ウィメンズランニングバックパックを見る 誰もが慣れ親しんだ形状のバックパックは、ランニング以外のスポーツでも用いられているように様々なシーンや目的にあわせて使うことが可能です。トレイルランニングを始めたばかりであればバックパックは便利でしょう。しかしベストパックに比べて走っている途中に背中の荷物は揺れやすいことは否めません。荷物が揺れるのが不快というだけならまだしも、ひどい場合には背中が擦れて傷になることすらあります。   体の小さな私にとってはフィッティングが最も重要な要素。肩の部分が浮いたり、ザックの下の部分が腰骨と擦れたりしないこと。次に走りながら止まらずにいかに各ポケットにアクセスしやすいかで選択。これはレースでは大きなアドバンテージになります。 NIWA Kaori 走る距離に合わせて背中のパックの容量を選ぶ 走る距離によって、どのくらいの大きさのパックを身につければよいかは変わります。そのほかにも、レースでいい成績を目指すなら装備を軽量化してパックは小さくなり、レースでエイドステーションの間隔が長ければその間の補給のためにパックを大きくします。 レースを走ることを想定するなら、パックの容量の目安は次のようになります。 1時間以内:ランニング・ベルトか2リットルのベストパック 1〜2時間:2〜5リットル 3時間以上:6〜10リットル ウルトラトレイルや途中で補給できない環境を走る場合:12リットル 必要な時に必要なものを取り出しやすいことも大事 優れたトレイルランニング用パックは身につけたままで必要な装備を取り出すことができるようになっています。補給食、ドリンク、防水・防寒着、トレッキングポールといった装備をさっと取り出すことで、トレイルで無駄なく効率的に行動できます。パックにはいくつものポケットが設けられています。自分が必要なものを入れておくことができて便利ですが、実際には使わないものを無駄に入れておくことがないように気を付けましょう。 水分補給 パックの体前部のストラップにあるポケットには水を入れたソフトフラスクを入れておくのがおすすめです。手軽に水分を補給することができます。最近では大半のベストパックにフラスクを入れるためのポケットが左右に一つずつ付いています。...

ランニング用バックパックの選び方

トレイルランニングをするなら必ず持っておきたいのがバックパック、またはハイドレーションパックです。ロードでのランニングやマラソンでは使ったことがないでしょう。なぜトレイルランニングではバックパックが必要なのでしょうか?シューズ選びのアドバイスに続いて、ランニングのためのバックパックについてお話しします。 ロードランニング 陸上競技場のトラックを走るのなら、バッグはトラックのそばに置いておけばいいですよね。持って走る必要はありません。 街の中を短時間(1時間以内)走る場合にも、バックパックはいらないでしょう。腰につけるランニング用ベルトがあれば、長時間走る場合や暑さの中を走る場合に少量の水や補給食を持ち運べて便利です。 慣れてくると「アーバン・トレイルランナー」として街を走ることが楽しめるようになります。2〜5リットルの容量のベスト・パックがあれば、いつでも水分を補給することができて安心です。 トレイルランニングでは自分の安全は自分で守ろう トレイルランニングでは、ロードランニング以上に自分の安全は自分で守る必要があります。ただ水分補給を欠かさず脱水を避けるというだけではありません。走るトレイルの状況や周囲の様子に合わせて必要なものを身につけておかなくてはなりません。一部のトレイルランニングレースでは、選手が自身の安全を守ることを目的に必携装備品のリストを設けています。 メンズランニングバックパックを見る ウィメンズランニングバックパックを見る ハイドレーション用ベストパックがいいか、マルチ・アクティビティ向けバックパックがいいか トレイルランニングではベストを着るように身につけるベストパックと、背中に背負うバックパックの二つが主に使われます。 ハイドレーション用ベストパックはランニングのために作られています。荷物は背中の高い位置にぴったりとフィットして、走っても揺れにくくなっています。ベストパックを選ぶなら、自分の体型に完璧にフィットしたものを選びましょう。最適なサイズを選ぶことと体型にあった形状を選ぶことが大事です。 メンズランニングバックパックを見る ウィメンズランニングバックパックを見る 誰もが慣れ親しんだ形状のバックパックは、ランニング以外のスポーツでも用いられているように様々なシーンや目的にあわせて使うことが可能です。トレイルランニングを始めたばかりであればバックパックは便利でしょう。しかしベストパックに比べて走っている途中に背中の荷物は揺れやすいことは否めません。荷物が揺れるのが不快というだけならまだしも、ひどい場合には背中が擦れて傷になることすらあります。   体の小さな私にとってはフィッティングが最も重要な要素。肩の部分が浮いたり、ザックの下の部分が腰骨と擦れたりしないこと。次に走りながら止まらずにいかに各ポケットにアクセスしやすいかで選択。これはレースでは大きなアドバンテージになります。 NIWA Kaori 走る距離に合わせて背中のパックの容量を選ぶ 走る距離によって、どのくらいの大きさのパックを身につければよいかは変わります。そのほかにも、レースでいい成績を目指すなら装備を軽量化してパックは小さくなり、レースでエイドステーションの間隔が長ければその間の補給のためにパックを大きくします。 レースを走ることを想定するなら、パックの容量の目安は次のようになります。 1時間以内:ランニング・ベルトか2リットルのベストパック 1〜2時間:2〜5リットル 3時間以上:6〜10リットル ウルトラトレイルや途中で補給できない環境を走る場合:12リットル 必要な時に必要なものを取り出しやすいことも大事 優れたトレイルランニング用パックは身につけたままで必要な装備を取り出すことができるようになっています。補給食、ドリンク、防水・防寒着、トレッキングポールといった装備をさっと取り出すことで、トレイルで無駄なく効率的に行動できます。パックにはいくつものポケットが設けられています。自分が必要なものを入れておくことができて便利ですが、実際には使わないものを無駄に入れておくことがないように気を付けましょう。 水分補給 パックの体前部のストラップにあるポケットには水を入れたソフトフラスクを入れておくのがおすすめです。手軽に水分を補給することができます。最近では大半のベストパックにフラスクを入れるためのポケットが左右に一つずつ付いています。...

トレイルランニング・シューズの選び方

トレイルランニング・シューズの選び方

トレイルランニングでは舗装されていない自然の中のトレイルを走ります。舗装されたロードでのランニングとは全く異なるといわれることがありますが、実際には共通していることがたくさんあります。走る場所は違っても、足を交互に前に進めるという動作は同じ。とはいっても、走る場所が大きく異なると走る際に心得ておくべきことも異なってきます。では、まずシューズについてみてみましょう。 トレイルランニング・シューズとロードランニング・シューズの違い トレイルランニング・シューズとロードランニング・シューズは走る路面に対応して作りが異なります。舗装されていない不整地を走るトレイルランニングでは、トレッド(アウトソールの凹凸)や足の保護機能、サポート機能、安定性といった要素を備えたシューズを用いることをおすすめします。 トレッド(アウトソールの凹凸) シューズのラグ(アウトソールに設けられた突起)が高いほど、ぬかるんだ泥の中で走る場合に十分なグリップが効きます。低めのラグやラグが細かいパターンを持つアウトソールは、乾燥した固いトレイルならば十分なグリップが得られる一方、走る際の安定感に優れ、効率的に足の動きを前進する力に変えることができます。 実際にはほとんどのトレイルランニング・シューズは、ほぼあらゆるコンディションの路面を快適に走ることができます。しかし、ある路面のコンディションに最適化して作られたシューズは、想定されたコンディションでは優れた性能を発揮します。 足の保護機能 足をケガや不快感から守る機能を備えているのもトレイルランニング・シューズの特徴です。ソールに内蔵されたロック・プレートは岩が多いトレイルで着地する際に、足を路面の突き上げから守ります。つま先のトゥ・ガードやアッパーの素材は足を石にぶつけたり、トゲのある植物を踏む場合を想定して作られています。 自然の中のトレイルを安心して走れるように、トレイルランニング・シューズは十分な耐久性を確保しているのです。 安全に走るための足のサポート機能 トレイルランニング・シューズには足をしっかりとサポートする機能が必要です。自然のままの場所や急な山の斜面を走る時にも、足をシューズの中でしっかりホールドします。 トレイルを走るための安定性 ソールのクッション機能と足首などをしっかり守るサポート機能により、トレイルランニング・シューズは走る際の安定性を高めています。このため着地で多少ミスをしても足を傷めないで安心して走ることができます。 ロードランニングでは足首の倒れこみを防ぐシューズのプロネーションサポート機能が注目されますが、トレイルランニングではさほど重要ではありません。不整地を走る場合、足は着地の際に路面にあわせて一歩ごとに角度を調整することになるからです。 メンズトレイルランニングシューズを見る ウィメンズトレイルランニングシューズを見る 何を基準にトレイルランニング・シューズを選べばよいか 走るトレイルにあわせたトレイルランニング・シューズを選べば、安心して走れるだけでなく、トレイルを走るスキルもどんどん身につけることができるでしょう。しかし、トレイルランニング・シューズには様々な種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。そんな場合には次のポイントを参考にしてみてはいかがでしょう。 どんな目的でそのシューズを使いますか? シューズを選ぶ前に、「どんなタイプ地面のトレイルを走るのか」、「何を目的に走るのか」、「どれくらいの距離を走るのか」を考えましょう。 どんなタイプの地面を走るか 岩や石で不安定であったり、泥でぬかるんだところを走るのであれば、アウトソールに高めの突起が十分な間隔で付いていているシューズを選びます。ソールのトレッドの隙間に泥が詰まって滑ることを防げます。足をサポートする機能に優れたシューズもおすすめ。一歩一歩着地する感覚が違う岩や石の上を走る時も身体のバランスが取りやすくなるので安心して走れます。 自然のままの岩や石が転がっている場所を走るのであれば、固めのアウトソールを備えた安定性の高いシューズが必要です。強度の高い素材をアッパーに用いているので、足を石に引っ掛けても安心です。 さまざまなタイプの地面を走る場合や、主にしっかりした固いトレイルを走るのであれば、軽量で多用途に設計されたシューズで、アウトソールの突起は低め(4mm以下)かつ狭めの間隔で配置されたものがおすすめです。ほとんどの路面に対して十分なグリップがあり、身体が前進する力を無駄にしないで効率的に走れます。アウトソールが薄いシューズはシューズが軽くなるだけでなく、よりダイレクトに足裏が接地するので安定感が高まります。さらに、足の動きに従ってしなやかに曲がりやすいシューズであれば、ペースを上げて走る時に快適です。 雪の上や凍てついたトレイルを走るというのであれば、アウトソールの高い突起の先端に金属の滑り止めがついているような、優れたトレッドを持ったシューズが必要になります。こうしたしっかりしたトレッドに対応する、足のサポート機能、保護機能を持ったシューズであることも確かめましょう。足首を覆うゲイターがシューズと一体となっていたり、防水透湿性のある素材を用いていれば、寒さの中でも足を温かくドライな状態に保つことができます。 どんな目標のために走るか --トレイルランニングを始めたばかりで走るのは月に数回程度、という方には軽量で多用途にデザインされたシューズがおすすめです。実際に購入する前に自分の足によくフィットして履いていて快適であるか、よく確認しましょう。 --トレイルランニングに慣れて、もっと自分の力を試したいというのであれば、足の保護機能やサポート機能に優れたシューズが必要になります。長時間、しっかりとしたトレーニング・ランをするのに最適なシューズです。 -- もしかして、あなたはレースで上位をねらうアスリートですか?それならとにかく羽根のように軽いシューズを選びましょう。正確な着地動作ができるランナーのために、想定されるトレイルのコンディションに特化して作られるシューズは非常に軽量。しかし足の故障を防ぐのに必要にして十分なクッションと快適さを備えています。...

トレイルランニング・シューズの選び方

トレイルランニングでは舗装されていない自然の中のトレイルを走ります。舗装されたロードでのランニングとは全く異なるといわれることがありますが、実際には共通していることがたくさんあります。走る場所は違っても、足を交互に前に進めるという動作は同じ。とはいっても、走る場所が大きく異なると走る際に心得ておくべきことも異なってきます。では、まずシューズについてみてみましょう。 トレイルランニング・シューズとロードランニング・シューズの違い トレイルランニング・シューズとロードランニング・シューズは走る路面に対応して作りが異なります。舗装されていない不整地を走るトレイルランニングでは、トレッド(アウトソールの凹凸)や足の保護機能、サポート機能、安定性といった要素を備えたシューズを用いることをおすすめします。 トレッド(アウトソールの凹凸) シューズのラグ(アウトソールに設けられた突起)が高いほど、ぬかるんだ泥の中で走る場合に十分なグリップが効きます。低めのラグやラグが細かいパターンを持つアウトソールは、乾燥した固いトレイルならば十分なグリップが得られる一方、走る際の安定感に優れ、効率的に足の動きを前進する力に変えることができます。 実際にはほとんどのトレイルランニング・シューズは、ほぼあらゆるコンディションの路面を快適に走ることができます。しかし、ある路面のコンディションに最適化して作られたシューズは、想定されたコンディションでは優れた性能を発揮します。 足の保護機能 足をケガや不快感から守る機能を備えているのもトレイルランニング・シューズの特徴です。ソールに内蔵されたロック・プレートは岩が多いトレイルで着地する際に、足を路面の突き上げから守ります。つま先のトゥ・ガードやアッパーの素材は足を石にぶつけたり、トゲのある植物を踏む場合を想定して作られています。 自然の中のトレイルを安心して走れるように、トレイルランニング・シューズは十分な耐久性を確保しているのです。 安全に走るための足のサポート機能 トレイルランニング・シューズには足をしっかりとサポートする機能が必要です。自然のままの場所や急な山の斜面を走る時にも、足をシューズの中でしっかりホールドします。 トレイルを走るための安定性 ソールのクッション機能と足首などをしっかり守るサポート機能により、トレイルランニング・シューズは走る際の安定性を高めています。このため着地で多少ミスをしても足を傷めないで安心して走ることができます。 ロードランニングでは足首の倒れこみを防ぐシューズのプロネーションサポート機能が注目されますが、トレイルランニングではさほど重要ではありません。不整地を走る場合、足は着地の際に路面にあわせて一歩ごとに角度を調整することになるからです。 メンズトレイルランニングシューズを見る ウィメンズトレイルランニングシューズを見る 何を基準にトレイルランニング・シューズを選べばよいか 走るトレイルにあわせたトレイルランニング・シューズを選べば、安心して走れるだけでなく、トレイルを走るスキルもどんどん身につけることができるでしょう。しかし、トレイルランニング・シューズには様々な種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。そんな場合には次のポイントを参考にしてみてはいかがでしょう。 どんな目的でそのシューズを使いますか? シューズを選ぶ前に、「どんなタイプ地面のトレイルを走るのか」、「何を目的に走るのか」、「どれくらいの距離を走るのか」を考えましょう。 どんなタイプの地面を走るか 岩や石で不安定であったり、泥でぬかるんだところを走るのであれば、アウトソールに高めの突起が十分な間隔で付いていているシューズを選びます。ソールのトレッドの隙間に泥が詰まって滑ることを防げます。足をサポートする機能に優れたシューズもおすすめ。一歩一歩着地する感覚が違う岩や石の上を走る時も身体のバランスが取りやすくなるので安心して走れます。 自然のままの岩や石が転がっている場所を走るのであれば、固めのアウトソールを備えた安定性の高いシューズが必要です。強度の高い素材をアッパーに用いているので、足を石に引っ掛けても安心です。 さまざまなタイプの地面を走る場合や、主にしっかりした固いトレイルを走るのであれば、軽量で多用途に設計されたシューズで、アウトソールの突起は低め(4mm以下)かつ狭めの間隔で配置されたものがおすすめです。ほとんどの路面に対して十分なグリップがあり、身体が前進する力を無駄にしないで効率的に走れます。アウトソールが薄いシューズはシューズが軽くなるだけでなく、よりダイレクトに足裏が接地するので安定感が高まります。さらに、足の動きに従ってしなやかに曲がりやすいシューズであれば、ペースを上げて走る時に快適です。 雪の上や凍てついたトレイルを走るというのであれば、アウトソールの高い突起の先端に金属の滑り止めがついているような、優れたトレッドを持ったシューズが必要になります。こうしたしっかりしたトレッドに対応する、足のサポート機能、保護機能を持ったシューズであることも確かめましょう。足首を覆うゲイターがシューズと一体となっていたり、防水透湿性のある素材を用いていれば、寒さの中でも足を温かくドライな状態に保つことができます。 どんな目標のために走るか --トレイルランニングを始めたばかりで走るのは月に数回程度、という方には軽量で多用途にデザインされたシューズがおすすめです。実際に購入する前に自分の足によくフィットして履いていて快適であるか、よく確認しましょう。 --トレイルランニングに慣れて、もっと自分の力を試したいというのであれば、足の保護機能やサポート機能に優れたシューズが必要になります。長時間、しっかりとしたトレーニング・ランをするのに最適なシューズです。 -- もしかして、あなたはレースで上位をねらうアスリートですか?それならとにかく羽根のように軽いシューズを選びましょう。正確な着地動作ができるランナーのために、想定されるトレイルのコンディションに特化して作られるシューズは非常に軽量。しかし足の故障を防ぐのに必要にして十分なクッションと快適さを備えています。...